皆さんこんにちは。
今回は SR400 Final Edition のリアフェンダーの脱着作業手順 について解説していきます。

リアフェンダーを取り外す場面は、

  • カスタムフェンダーへの交換
  • 防錆処理や裏側の清掃
  • テールランプのカスタム

など、意外と多くあります。

本記事では、実際に作業した際の写真をもとに、リアフェンダー脱着の流れを順を追って紹介します。

リアフェンダーのメンテナンスや、テールランプ周りのカスタム・防錆作業を行う際の参考になれば幸いです。

本記事の作業はすべて自己責任となります
整備に不安のある方や初心者の方は、無理をせずプロショップへ依頼することをおすすめします。

準備する工具・用品

工具類

  • トルクレンチ
  • ラチェットレンチ
  • レンチ(10・12・17mm)
  • ソケット(10・12・17mm)
  • グローブ、ウエス(汚れ対策)
  • 両面テープ(マッドガードとフェンダーの隙間を埋めるシートの取り付けに、ゴム・金属の両方に対応した物を使用。)

ケミカル類

  • パーツクリーナー(清掃用)
  • シリコンスプレー(ゴム部品の取り外し等あると便利)

交換推奨部品

SR400リアフェンダーの取り外し作業手順

①シートを取り外す

②グラブレールを取り外す(任意)

グラブバーは取り外さなくてもリアフェンダー事態は脱着可能ですが、作業性向上のため取り外しておくことをおすすめします。

  • グラブレール後部のボルト(12mm)を左右ともに取り外す
  • 前側の袋ナット(17mm)はリアショックと共締め、こちらも取り外す
  • グラブレールを取り外す。
    グラブレールは少し窮屈な構造。左右を軽く広げながら、後方へ引き抜くと安全に取り外せる
  • グラブレールを外したら、ワッシャーを無くさないよう保管しておく

③ECUのブラケットを取り外す

テールランプ端子へアクセスするため、ECUのブラケットを取り外す

  • ECUの固定バンドを取り外す。
    両サイドの金具がブラケットに引っかかっているため、引っ張りながら解除
  • ECUをずらし、ブラケットに取りついている、カプラーの保護カバーをカバーごと取り外す
  • ブラケットの固定ボルト(10mm)3本を取り外す
    前側1本は奥まっているため、ソケット+ラチェットを使用。ボルトを落下させないよう注意
  • ブラケットを取り外す

④ハーネスのクランプ類を取り外す

  • クランプ類を取り外す前に、事前に配線の取りまわしを写真に取っておくと良い
    ※写真の車両はウインカーをカスタムしているため、配線の取り回しが純正と一部異なります。
  • テールランプ・ウインカー配線をまとめているワイヤークランプ2個を外す
    クランプはフェンダー穴に溝がはまっている。

    取りにくい場合は無理に引っ張らずシリコンスプレー等で潤滑すると外しやすくなります。
  • クランプ×2個を開けて、ウインカーのハーネスをフリーにしておく

⑤テールランプの端子を外す

  • テールランプとリアウインカーのハーネスに巻いてある、ハーネスプロテクタを外す
  • テールランプの配線黒・黄色・青の計3本
    配線は色分けされていますが、念のため事前に番号等を振っておくと、取付時の作業が楽
  • テールランプのギボシ端子を取り外す。配線を引っ張らず、できるだけ端子の根元を持って丁寧に取り外すこと

⑥リアフェンダーを取り外す

  • リアフェンダーとマッドガードに両面テープで貼られているゴムのシートを外す。
    ※劣化・破損している場合は新品に交換
  • フェンダー取付ボルト(12mm)を左右計4本取り外す

    裏側からワッシャーとナットで締まっているので、供回りしないよう押さえながら緩めて取り外す。

    ワッシャー、ナットは無くさないよう保管する
  • ボルトを取り外したら、フェンダーをフレームから後方に引き抜く

⑦テールランプユニットを取り外す

  • ナンバープレートの固定ボルトとナット(10mm)を取り外し、ナンバープレートを外す

    平ワッシャースプリングワッシャーも無くさないよう保管しておく
  • リフレ―クターの固定ボルトとナット(10mm)2個を取り外し、リフレクターを取り外す
  • 配線を固定している爪をそれぞれ起こし、テールランプの配線をフリーにしておく
    爪は、手で簡単に起こすことができます。
  • テールランプユニット固定用ボルトとナット(10mm)2本を取り外す
    ワッシャーも忘れずに保管しておく
  • テールランプユニットを取り外す
    配線を抜く際に、断線させないよう注意すること

⑧ゴムダンパー類を取り外す

  • フェンダー取付穴4か所のカラーゴムダンパーを取り外す
    ゴムの硬化やひび割れが見られる場合は、新品への交換推奨です。

  • テールランプ配線用グロメットを取り外す
  • その他任意で、クランプスポンジ状プロテクター等も必要に応じて取り外す
    両面テープ固定されているため、再使用する場合は新しい両面テープを準備しておきましょう。※筆者はクランプやプロテクターは外していません

これでリアフェンダーの取り外しは完了です。

SR400リアフェンダーの取付け作業手順

①ゴムダンパーを取り付ける


  • ゴムダンパーを4か所に取り付けし、ゴムダンパー内にカラーをセットしておく

②テールランプユニットを取り付ける

  • テールランプ配線を中央の大きい穴へ通す
    無理な力を加えず、断線に注意する

    ※写真の車両にはウインカー配線がありますが、純正仕様ではテールランプ配線のみとなります
  • ワッシャーを忘れずにセットし、奥側の取付ボルトとナット(10mm)を2本を締め付ける
    手前側(リフレクターと共締め)のボルトと間違わないよう注意
    奥側:短ボルト+ワッシャー
    手前側:長ボルト
  • リフレクターを取付ボルトとナット(10mm)2本で取り付ける
  • ナンバープレート取付ボルトとナット(10mm)2本で取り付ける
  • フェンダーにグロメットを忘れずに取付け、配線を元通りに取り回し、でしっかり固定
    ※筆者はウインカーを移設しているため、画像にはウインカー配線も写っていますが、作業には関係ありません。

③リアフェンダーの取り付ける

  • リアフェンダーをフレームにセット
  • 取付ボルト(12mm)・ワッシャー・ナットを各4本取り付け
    ※カラーやワッシャーの入れ忘れが無いか確認する
  • リアフェンダーとマッドガードの隙間を埋めるゴム状のシート両面テープで元通りの位置に張りなおす

④テールランプの端子を接続する

  • テールランプのギボシ端子。黒・黄色青計3本を元通り接続
    事前に振っておいた番号や配線色を参考にすれば問題ありません

⑤テールランプの点灯確認

このタイミングで必ず点灯確認を行います。

  • キーをONにしてエンジンを始動
  • テールランプの点灯を確認
  • ブレーキレバーを握り、ブレーキランプが強く光るか確認
  • 念のため、左右のウインカーも点灯するかを確認

問題がなければエンジンを停止します。

点灯しない場合は、端子の接続ミスなどを再確認してください。

⑥配線を元通りに取りまわす

  • テールランプとリアウインカーのハーネスに、ハーネスプロテクタを巻く
  • 事前に撮影した写真を確認しながら、テールランプとウインカーの配線を元通りの取り回しにする
  • クランプ・ワイヤークランプを取り付ける
  • その他、任意で取り外したスポンジ状のプロテクターも貼り付けておく

⑦ECUを元通り固定する

  • ブラケットをセットし、ブラケットの固定ボルト(10mm)3本を締め付ける
    前側1本は奥まっているため、ソケット+ラチェットを使用。ボルトを落下させないよう注意
  • 外していた、カプラーの保護カバーの差し込み口をブラケットの爪に差し込み固定
  • ECUをブラケットにセットし、ECUの固定バンドを取り付ける。
    両サイドの金具がブラケットに引っかける

⑧グラブレールを取付ける

  • グラブレール取付け前に、リアショック上部のワッシャーを忘れずに取り付け
  • グラブレール両端を少し広げながら先端を差し込み、後部取付けボルト(12mm)を仮止めする
  • グラブレール前側の袋ナット(17mm)を規定トルクで締め付ける
    規定トルク:30Nm
  • 続いて、後部ボルト(12mm)を規定トルクで締め付ける
    規定トルク::16Nm

⑨シートを取り付ける

これでリアフェンダーの取付け作業は完了です。

まとめ

今回は SR400 Final Edition のリアフェンダー脱着手順 について解説しました。

リアフェンダーの錆取りや防錆処理、カスタムフェンダーへの交換など、ちょっとした作業でもSR400の雰囲気や満足度は大きく変わります。
ぜひこの機会に、フェンダーのメンテナンスやカスタムを検討してみてはいかがでしょうか。