【SR400】テールランプユニットの分解と組み立て・メンテナンス作業手順を解説
皆さんこんにちは。
今回は SR400 Final Edition のテールランプユニットの分解と組み立て・メンテナンス作業手順について解説していきます。
テールランプのメンテナンスは、バルブ交換程度の認識の方も多いですが、意外とゴムパーツが多く使用されています。またスチール製の部品も多いため、放置していると錆が広がり、気づいたときには状態が悪化していることもあります。
定期的に分解して、防錆処理やゴムパーツの点検・交換などのメンテナンスを行うと安心です。
今回はそんなテールランプユニットの分解と組み立ての手順を、実際の写真を交えながら解説していきます。
SR400ライフの参考になれば幸いです。
準備する工具・用品
工具類
基礎工具
- トルクレンチ

- ラチェットレンチ
ソケット(10・12mm)
- レンチ(8・10・12mm)

- マイナスドライバー(カラーの取り外し等、あると便利です。)
プラスドライバー(テールランプレンズの脱着に使用)
- 手袋

- ウエス(汚れ対策)
メンテナンス工具
ケミカル類
交換推奨部品
- バルブ(電球)(1A2-84714-50)
楽天 Yahoo - レンズフィッティングスクリュー×2(1M1-84524-60)
Yahoo - テールライトレンズ(1M8-84521-40)
楽天 Yahoo - レンズガスケット(1M1-84523-60)
楽天 - ブラケットダンパー(2J2-84753-00)
楽天 Yahoo - カラー(長)×2(90387-06304)
楽天 Yahoo - カラー(短)×2(90387-07038)
楽天 Yahoo - ダンパー×2(1M1-84527-60)
Amazon 楽天 Yahoo - ベースシート(1M1-84512-60)
楽天 Yahoo - リフレクター(3Y6-85130-02)
Amazon 楽天 Yahoo - ナンバープレートダンパー(3HT-21649-00)
楽天 Yahoo
SR400テールランプユニットの分解作業手順
今回はあくまで テールランプユニットの分解になります。
テールランプユニットの取り外しに関してはこちらの記事を参考に作業を行ってください。
①テールライト本体とブラケットの分離
- ソケットカバー裏面にあるボルト(10mm)2本を取り外す
ボルト2本は紛失しないように保管しておくこと


- ソケットカバーを外し、ダンパーも取り外しておく



- テールランプブラケットとテールランプ本体を分離させることができる。
配線を外す際無理な力を掛けたり、ブラケットの金属のエッジで配線を傷つけないよう注意

②ブラケットの分解
- ブラケットダンパーのボルト穴にセットされているカラーを取り外す。
錆びて固着している場合は、シリコンスプレーなどで潤滑させ、マイナスドライバーなどで押し出すと外しやすい。無理な力を掛けるとダンパーを傷めるため注意。
- カラーは長さが異なるため、取り付け時に間違えないよう保管すること
錆がひどい場合は交換を推奨。
※筆者の車両のカラーは錆がひどかったため、本来は交換が望ましい状態でしたが、今回はヤスリで整えて再利用しています。(非推奨) - テールランプブラケットからブラケットダンパーを取り外す
ダンパーは溝にはめ込まれている構造のため、シリコンスプレーなどで潤滑させながら、マイナスドライバーなどを使って少しずつ外ていくこと

こちらのブラケットダンパーも、劣化やひび割れ、亀裂などがある場合は交換しておきましょう。
これで、ブラケット側の分解は完了です。
③テールランプ本体の分解
- プラスドライバーを使用して、レンズフィッティングスクリュー×2を取り外す
ネジ山が舐めっていたり、錆がひどい場合は交換すること

- テールライトレンズを外す
割れやひびがあれば交換すること
- バルブ(電球)を取り外す
軽く押し込みながら、左回り(反時計回り)に回すと、外すことができます。
バルブは強く押したり落としたりすると割れる可能性があるため、安全な場所に保管してください。
- レンズガスケットを取り外します。(劣化などで交換する場合のみ)
再利用する場合は、無理に取り外すと破れてしまう可能性があるため、そのままにしておく方が無難です。
取り外す場合はマイナスドライバーなどで軽くこじって外します。 - ゴム製のベースシートを取り外す
劣化や亀裂等があれば、交換すること

これでテールランプ本体の分解は完了です。
④その他の分解
リフレクター
- ナット(8mm)を取り外し、ブラケットから分離させる
ワッシャーもあるため、紛失しないよう保管すること


ナンバープレートサポート
- ダンパーを取り外す
こちらもダンパーの溝にはめ込まれている構造のため、シリコンスプレーなどで潤滑させながら、マイナスドライバーなどで少しずつ外します。


ゴムダンパーに劣化やひび割れがある場合は交換しておきましょう。
これで、テールランプユニットの分解は完了です。

テールランプユニット分解後のメンテナンス
テールランプユニットを分解した際は、各部品の状態を確認し、必要に応じて交換や防錆処理などのメンテナンスを行うことをおすすめします。
各部の洗浄
- それぞれの部品をパーツクリーナー等を使って洗浄する
ゴムパーツ
- ダンパーやベースシートなどのゴムパーツは、劣化や損傷が見られる場合は新品へ交換しましょう。
- 再利用する場合は、シリコングリスなどを薄く塗布しておくとゴムの保護や劣化防止につながります。
カラーやブラケットなどの金属部品
- 錆がひどい場合は新品への交換を検討してください。
- 再使用する場合は、ヤスリや金ブラシなどで錆を落とし、その後に防錆処理を行うと良い
防錆処理としては、防錆スプレーなどで塗装する方法のほか、グリスやシリコンスプレー、防錆潤滑剤を薄く塗布するなどの簡易的な方法でも効果があります。
バルブ・テールランプレンズ
- バルブやレンズに割れやひびがある場合は、安全のため新品へ交換してください。
メンテナンスが完了したら組み立て作業を行います。
SR400テールランプユニットの組み立て作業手順
※組み立ては基本的に分解と逆の手順で行います。
①各部品を取り付ける
ナンバープレートサポート
- ナンバープレートサポートのダンパーを取り付ける(裏表の向きに注意…)
ダンパーは溝にはめ込む構造のため、必要に応じてシリコンスプレーなどで軽く潤滑すると作業しやすくなります。

リフレクター
- リフレクターをブラケットに取り付ける
ワッシャーを忘れずにセットして、ナット(8mm)で固定する

②テールランプ本体を組み立てる
- ベースシートをセットする


- レンズガスケットを取り付ける

- バルブ(電球)を取り付ける
バルブには2個の突起(ピン)があり、上下で微妙に位置が異なるため正しい角度でしか取り付けることができない。向きを確認しながら取り付けること
バルブは軽く押し込みながら右回り(時計回り)に回すことで固定されます。強く押し込みすぎると破損する恐れがあるため注意してください。

- テールランプレンズをセットし、レンズフィッティングスクリュー×2本でレンズを固定する
ネジ山を傷めないよう、最初は手で軽く回してネジ山に掛かったことを確認してからプラスドライバーで締め付けると安心です。


③ブラケットを組み立てる
- ブラケットダンパーを取り付ける

ブラケットダンパーは溝にはめ込む構造のため、必要に応じてシリコンスプレーなどで潤滑すると作業しやすくなります。
4箇所それぞれ、マイナスドライバー等を使用して丁寧にブラケットの穴へ入れ込んでいきます。

- カラーをセットする
カラーには長さの違いがあるため間違えないよう取り付けてください。
- カラー(短):奥側
- カラー(長):手前(リフレクター側)
④テールランプ本体とブラケットを取り付ける
- テールランプの配線をブラケットの穴に通し、テールランプ本体とブラケットを組み合わせる
配線に無理な力を掛けて断線させないよう注意

- ダンパー×2個をセット


- ソケットカバーをセットし、ボルト(10mm)2本を締め付け固定する



これで SR400 Final Edition テールランプユニットの組み立て作業は完了です。
リフレクターやナンバープレートはフェンダーへの取り付けの際に組み付けることになります。

テールランプユニットの車体への取り付け方法については別記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にして作業を行ってください。
まとめ
今回はSR400 Final Edition のテールランプユニットの分解と組み立て・メンテナンス作業手順を解説しました。
テールランプユニットは意外と錆びやすく、振動を吸収するためのゴムパーツも多く使用されている部位です。
ぜひこの機会に、各パーツの状態確認や防錆などのメンテナンスを行ってみてください。
この記事がSR400ライフの一助となれば幸いです。




