【SR400】エアフィルター(エアクリーナー)の点検・交換 作業手順を解説
皆さんこんにちは。
今回は、SR400ファイナルエディションのエアフィルター(エアクリーナーエレメント)の点検・交換作業手順について解説していきます。
SR400のエアフィルターは、エンジンが吸い込む空気をろ過し、砂やホコリなどの異物を取り除く「マスク」のような役割を持つ重要な部品です。
しかし、外から状態が見えにくいため、気づかないうちに汚れが蓄積してしまうパーツでもあります。
エアフィルターが目詰まりすると、
- 燃費の悪化
- パワーダウン
- エンジン不調
といったトラブルの原因になります。
そのため、定期的な点検・清掃・交換を行い、走行距離や使用状況に応じて交換することが大切です。
この記事では、エアフィルターの点検・清掃・交換作業の手順を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
※作業は自己責任となりますが、比較的簡単なメンテナンスなので、ぜひチャレンジしてみてください。
エアーフィルターの基礎知識についてはこちらの記事を参考にどうぞ↓
目次
SR400エアクリーナーエレメントの交換目安

- エアーフィルター交換目安:20000km毎
- エアーフィルター点検目安:半年ごと
※距離だけでなく、約2年ごとの交換も目安になります。
※ホコリの多い環境や悪天候での走行が多い場合は、早めの交換がおすすめです。
準備する工具・用品
工具類
- トルクレンチ

- ラチェットレンチ
ソケット(10mm)
- レンチ(10mm)

- プラスドライバー(2番)

- ピックツール(シールを外すのに使用)

- コンプレッサーとエアガン(エアフィルターを清掃する際はあると便利)


- グローブ

- ウエス(汚れ対策)
- 養生テープ
ケミカル類
交換推奨部品
- エアフィルター(エアクリーナーエレメント)(4B5-14451-00)
Amazon 楽天 Yahoo - フィルターケースカバー(3HT-1441A-R0)
楽天 Yahoo - シール(3HT-14462-R0)
楽天 Yahoo - ケースカバーのプラスネジ(98902-05020)
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SR400エアフィルター(エアクリーナー)エレメントの取り外し手順
①サイドカバー(右)を外す
- サイドカバーは、上部の爪2箇所と右下のボルトで固定されている
- 右側の取付ボルト(10mm)を取り外す
ワッシャーも紛失しないように保管すること

- 上部の2か所の爪からサイドカバーを取り外す


- ※爪部分のゴムダンパーやサイドカバー側のカラーの紛失に注意してください。

※詳しい脱着方法は別記事で解説しています。
②エアーフィルターケースカバーを取り外す
- エアーフィルターケースカバーの固定プラスネジ5本を取り外す



- エアーフィルターケースカバーを取り外す


- (任意)ピックツール等を使用して、エアーフィルターケースカバーのシールを取り外しておく
※新品を用意していない場合は、無理に外さない方が無難。無理に外すと破損の可能性あり。

③エアーフィルターエレメントを取り出す
- エアフィルターを取り外す前に、ケース内を軽く清掃する。
エンジン内にゴミが入らないよう、フィルターを押さえながらエアブローを行う
(コンプレッサーが無い方は、ウエスなどでゴミを取り除く)

- エアフィルター(エアクリーナーエレメント)は右側にセットされており、手前にスライドさせることで取り外せる


※フィルター未装着状態でエンジンをかけるのは厳禁。エンジン内部の摩耗の原因になります。
SR400エアーフィルター関連の点検・清掃・交換
基本は20000km毎の交換が推奨されます。
点検後再利用する場合は、エアガンなどで清掃作業を行ってください。基本は交換推奨です。
①エアーフィルターエレメントを点検する


- 割れや破れなどの破損がないか
- 汚れやゴミが過度に蓄積していないか
- その他異常がないか
上記のような問題が確認された場合は、走行距離に関係なく新品のエアフィルターへ交換してください。
②エアーフィルターエレメントの清掃
使用距離が20,000km以内で、劣化や汚れが軽微な場合は清掃して再使用する。
- 清掃はコンプレッサーとエアガンを使用し、スポンジ側(エンジン側)から優しくエアを吹き付ける。

- 強く吹きすぎるとフィルターを傷めるため注意する
- クリーナーなどの洗浄剤は使用しない。エア清掃のみに留める
- 必ずゴミを排出する向きで清掃を行う
③その他の部品の点検・交換
- フィルターケースカバーのシールが切れている、または劣化している場合は新品に交換する
- フィルターケースカバーにヒビや破損がある場合は新品へ交換する
- ケースカバー取付けネジのネジ山の損傷やプラス部分の潰れがある場合は、新品への交換を推奨
④エアークリーナーボックス内を清掃する
- エンジン内にゴミが入らないよう注意して作業を行う。
- ボックス内にエアガンやパーツクリーナーを直接吹き付けるのはNG
(ゴミがエンジン内に入るリスクあり) - 清掃はウエスにパーツクリーナー等をしみこませて、優しく汚れを拭き取る
- 清掃中にホコリやゴミがエンジン内部へ入り込むのを防ぐため、吸気ダクトの開口部は事前に養生テープで塞いでおくと安心です。


- フィルターボックス内のゴミやオイル汚れを、パーツクリーナーを染み込ませたウエスや軽く濡らしたウエス等で拭き取り除去する。

- 清掃後は忘れずに養生テープを外しておく。

- フィルターケースカバー裏側に付着したゴミや汚れも、同様にウエスやパーツクリーナーで清掃する。


SR400エアフィルターエレメント取り付け手順
①エアーフィルターをセットする
- 向きに注意しながらエアフィルター(エアクリーナーエレメント)をケース内にセットする

スポンジ(シーリング)面がエンジン側になるように取り付けます。(基本この向きにしか取りつきません)
空気が漏れないよう、スポンジ(シーリング)面を揃えるようにセット
②エアーフィルターケースカバーを取り付ける
- 外した場合は、シールを忘れずにエアフィルターケースカバーへセットする
※爪楊枝の反対側等で押し込むとセットしやすい

- ケースカバーを本体に取り付け、プラスネジ5本で固定する
※ネジの長さはすべて一緒です。
ネジは力が均等にかかるよう、対角線上に交互に締め付ける


- ケースカバーにテープなどを貼り、点検・交換時期を記載しておくと管理しやすくおすすめです。

③サイドカバー(右)を取り付ける
- 上部2箇所の爪にゴムダンパーが装着されていることを確認し、サイドカバーの溝を引っ掛ける。


- ワッシャーをセットし、右下の取付ボルト(12mm)を規定トルクで締め付ける
規定トルク:7Nm

サイドカバーの脱着方法は別記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください
④最終確認
- サイドカバーが規定トルクでしまっているか
- ネジの取り付け忘れがないか
- その他異常はないか
以上を確認したらエアーフィルターエレメント点検・交換作業は完了です
まとめ

ということで今回は、SR400ファイナルエディションのエアフィルターエレメントの点検・交換手順について解説しました。
エアフィルターは普段目に見えない場所にあり、劣化に気づきにくいパーツです。定期的な点検や清掃・交換を行い、良好なコンディションを維持していきましょう。
それでは、良きSRライフを。
