【SR400】新保安基準対応!Daytonaハイビジミラー取付け手順|純正の衝撃緩衝装置をスッキリカスタム
皆さんこんにちは。
今回は、SR400ファイナルエディションのミラー交換カスタムについて紹介します。
SR400は、2007年の新保安基準に適合するため、純正で衝撃緩衝装置付きのミラーが装着されています。視認性に優れた大きめの卵型ミラーを採用しており、実用性は申し分ありません。
しかし、人によっては「ミラーが少し大きすぎる」「衝撃緩衝装置の存在感が強く、SR400のクラシックな雰囲気に合わない」と感じることもあるのではないでしょうか。
実は、DaytonaからはYAMAHA純正の衝撃緩衝装置にそのまま取り付け可能なハイビジミラーも販売されています。しかし、純正の衝撃緩衝装置をそのまま使用するため、見た目の印象は純正ミラーと大きく変わりません。
そこで今回は、純正ミラーからDaytonaの「ハイビジミラー オーバル ロータイプ」へ交換し、新保安基準に対応しながら純正の衝撃緩衝装置を使用しない独自の取付方法を紹介します。
実際に取り付けた際の写真を交えながら、必要なパーツや工具、交換手順、取り付け時の注意点を詳しく解説していきます。
ミラーカスタムを検討している方や、SR400の見た目をよりクラシカルでスッキリとした印象に仕上げたい方の参考になれば幸いです。
※作業は自己責任となります。整備に自信のない方や初心者の方は、無理をせずショップへ依頼することをおすすめします。
ミラー交換前に知っておきたい!2007年の新保安基準について

2007年以降に製造されたバイクには、「衝撃緩衝装置」を備えたバックミラーの装着が義務付けられています。
衝撃緩衝装置とは、ミラーに一定以上の力が加わった際に回転したり緩んだりすることで、衝撃を逃がすための機構です。歩行者へのダメージを軽減するだけでなく、ミラーが障害物などに接触した際にハンドルへ伝わる衝撃を緩和し、ライダーの安全性を高める役割もあります。
メーカーによって構造は異なり、SR400の純正ミラーのように専用の衝撃緩衝装置を採用しているものや、正ネジと逆ネジを組み合わせることで同様の機能を実現しているものがあります。
今回紹介するDaytonaのハイビジミラーは、後者の構造を採用した2007年の新保安基準対応品です。しかし、SR400の右側ミラーは逆ネジ仕様のため、そのままでは取り付けることができません。
そこで今回は、Daytona純正の逆ネジ変換アダプターを使用し、新保安基準対応品と同等の構造を再現して取り付けを行います。
※本記事で紹介する方法は、メーカーがSR400専用品として適合を保証しているものではありません。取り付けや適合の判断は自己責任で行ってください。
Daytona ハイビジミラー ロッドタイプ OVAL クロームメッキ

振動が多いバイクでもミラーがぶれにくい、直径12mmの極太ロッドを採用したバックミラーです。純正ミラーより曲率の小さいR1000の鏡面を採用しており、広い後方視界を確保しています。
商品仕様
- カラー:クロームメッキ
- タイプ:ロータイプ
- 取付部サイズ:M10正ネジ
- 鏡面:クリアーミラー(曲率R1000)
- ミラーハウジングの位置調整が可能
今回筆者が取り付けたのは、「ハイビジミラー ロッドタイプ OVAL ロータイプ(クロームメッキ)」です。
なお、本記事の取付方法では、以下の部品を用意する必要があります。
- Daytona衝撃緩衝装置付きミラー(左側用)
- Daytona衝撃緩衝装置無しミラー(右側用・M10正ネジ)
- Daytona変換アダプター(車体側M10逆ネジ/ミラー側M10正ネジ)
- M10ステンレスナット(対辺14mm・ねじピッチ1.25mm)
- Daytonaラバーキャップ
ネジの向きやサイズの条件を満たしていれば、オバールタイプ以外のハイビジミラーでも同様の方法で取り付けが可能です。
購入する際は、ネジの向きやナットのサイズを間違えないよう注意してください。
準備する工具・用品
工具・用品類
- トルクレンチ(六角3mmの止めねじを規定トルクで締め付ける際に使用)

- ヘキサゴンソケット(六角3mm)

- レンチ(14mm)
スパナ(14・17mm)
※14㎜スパナは2本用意すること。モンキーレンチでも代用可
- 六角レンチ(3mm)

- グローブ

- ウエス(汚れ対策)
ケミカル類
関連部品・パーツ
- Daytona衝撃緩衝装置付きミラー(左側用)
Amazon 楽天 Yahoo - Daytona衝撃緩衝装置無しミラー(右側用・M10正ネジ)
Amazon 楽天 Yahoo - Daytona変換アダプター(車体側M10逆ネジ/ミラー側M10正ネジ)
楽天 Yahoo - M10ステンレスナット(対辺14mm・ねじピッチ1.25mm)
Amazon 楽天 Yahoo - Daytonaラバーキャップ
楽天 Yahoo - 右側純正ミラー(5YU-26290-11)
楽天 Yahoo - 左側純正ミラー(5YU-26280-11)
楽天 Yahoo
SR400のDaytonaハイビジミラー取付け手順
①事前準備
- (任意)センタースタンドを使用して車体を安定させると作業しやすい

- ミラーや工具がメーター、ヘッドライト、タンクなどに接触すると傷の原因になるため、作業前にタオルやウエスなどを掛けて保護しておくと安心


②純正ミラーを取り外す
今回は、記事の内容に合わせてミラー交換手順を簡略化して紹介しています。
純正ミラーの取り外し・取り付け方法を詳しく知りたい方は、別記事で詳しく解説していますので、そちらを参考に作業を行ってください。
右側ミラー(逆ネジ)
- ロックナット(17mm)を時計回りに回して緩める。

- 衝撃緩衝装置ごと時計回りに回して取り外す。

左側ミラー(正ネジ)
- ロックナット(17mm)を反時計回りに回して緩める。

- 衝撃緩衝装置ごと反時計回りに回して取り外す。

※作業中は、工具やミラーがメーターやハンドル周りに接触し、傷を付けないよう注意してください。

③変換アダプターを取り付ける
右側
- 別途購入した変換アダプター(車体側逆ネジ・ミラー側正ネジ)を、車体右側のマスターシリンダーホルダーのミラー取付穴へレンチ(14mm)で反時計回りに回して取り付ける

ネジを斜めに入れないよう注意し、最初は必ず手で回してねじ込むようにしましょう。


左側
- 衝撃緩衝装置付きミラーのラバーキャップを上へずらす。


- 変換アダプター(車体側正ネジ・ミラー側逆ネジ)を時計回りに回して取り外す


- 車体左側のレバーホルダーのミラー取付穴へ、取り外した変換アダプター(14mm)をレンチで時計回りに回して取り付ける
ネジを斜めに入れないよう注意し、最初は必ず手で回してねじ込むようにしましょう。


④ミラーロッドを取り付ける
右側
- 衝撃緩衝装置無しミラーの取付ナットを反時計回りに回して取り外す


- 別途購入したラバーキャップを通しておく



- M10ステンレスナット(14mm)を時計回りに回して最上部まで取り付ける



- 右側の変換アダプターへミラーを時計回りに回して取り付ける


- 動かなくなったら、反時計回りに戻してミラーの角度を調整する


- 上側のステンレスナット(14mm)をオープンスパナで時計回りに回して仮固定する

左側
- 衝撃緩衝装置付きミラーのナットを反時計回りに回し、上部まで移動させる

- 左側の変換アダプターへミラーロッドを反時計回りに回して取り付ける


- 動かなくなったら、時計回りに戻してミラーの角度を調整する


- 上側のロックナット(14mm)をオープンスパナで締め付けて仮固定する

⑤ハイビジミラー本体を取り付ける
- ミラー本体の傷防止用のスポンジを左右それぞれ外しておく


- ミラー本体の取付け部に止めネジ(六角3mm)がセットされていない場合は、このタイミングで左右それぞれセットしておく


- 左右それぞれのミラー本体をロッドへ取り付ける


- 任意の位置・角度に調整し、止めネジ(六角3mm)で仮固定する
※強く締め付けるとロッドに傷やへこみが付く恐れがあるため、仮固定の段階では締め付けすぎないよう注意してください。
- 筆者はロッドとミラーの端がほぼ均一になるよう調整しています。参考程度にしてください。


⑥角度調整を行う
ミラー本体は手で動かてある程度角度調整ができるため、まずは自分の乗車姿勢に合わせて後方が見やすい位置に調整してみましょう。
手での調整だけでは角度が合わない場合は、以下の方法で調整を行います。
左右の角度が調整できない場合
- ミラー本体の調整範囲を超える場合は、上側のロックナット(14mm)を緩めてロッドの角度を調整する
※左右で正ネジ・逆ネジの向きが異なるため注意してください。

上下の角度が調整できない場合
- 止めネジ(六角6mm)を緩め、ミラー本体の取付角度を変更して調整する


ミラー調整のポイント
ミラー本体を手で動かして調整できる範囲の中心付近が、自分の乗車姿勢に合っている状態が理想です。
そうすることで、走行中や乗車姿勢の変化に応じて、ミラー本体を手で微調整しやすくなります。
ミラーを取り付ける際は、できるだけ上下左右ともに調整の余裕を残しておくようにしましょう。
⑦本固定を行う
- 角度調整が完了したら、ミラーロッドのロックナット(14mm)と変換アダプター(14mm)を本締めする
※サービスマニュアルにはミラーの締付トルクの記載がないため、本記事では一般的な締め付けを行っています。14mmのスパナ2本を交差させて握るように締め付けると、しっかり固定できます。


- ミラー本体の止めネジ(六角3mm)を本締めする
規定トルク:6〜8Nm
- 最後に、緩衝装置(ロックナットと変換アダプター)にラバーキャップをかぶせる



⑧最終確認

取り付け後は、以下の項目を確認してください。
- 左右のミラーが確実に固定されている
- ロックナットが確実に締め付けられている
- ミラーの角度が適切に調整されている
- ハンドルを左右いっぱいまで切っても、ミラーや衝撃緩衝装置が車体に干渉しない
- ネジ部にガタつきがない
- 後方視界が十分に確保されている
問題が無ければ、SR400のDaytonaハイビジミラー取り付け作業は完了です。
取り付け後の外観
※筆者のSR400はハンドルを交換しているため、純正ハンドル装着車とは見た目の印象が異なる場合があります。参考程度にご覧ください。
- 正面

- 斜め前

- 斜め後方

- 横

- ライダー視点


- 後方視界


筆者が取り付けたのはロータイプのハイビジミラーです。純正ミラーと比べると、全体的に低い位置に収まるため、よりスポーティーでスタイリッシュな印象になりました。
また、純正の大きな衝撃緩衝装置がなくなったことで、ミラーの存在感が抑えられ、SR400本来のクラシカルなシルエットがより引き立ったように感じます。
まとめ

とうことで今回はSR400にDaytonaハイビジミラーを取り付ける方法を紹介しました。
純正衝撃緩衝装置が無くなり、デザインもスッキリしてSRのクラシックな見た目を引き立てるミラーになったと思います。
あくまでも筆者が行った取り付け方法で、Daytonaの保証があるものではありませんので承知の上参考にしていただけると幸いです
作業は自己責任となりますがSR400のカスタムを検討している方の参考になれば幸いです。
それでは良きSRライフを。
関連部品
- Daytona衝撃緩衝装置付きミラー(左側用)
- Daytona衝撃緩衝装置無しミラー(右側用・M10正ネジ)
- Daytona変換アダプター(車体側M10逆ネジ/ミラー側M10正ネジ)
- M10ステンレスナット(対辺14mm・ねじピッチ1.25mm)
- Daytonaラバーキャップ
- 右側純正ミラー(5YU-26290-11)
- 左側純正ミラー(5YU-26280-11)

