【SR400】Daytonaキャブトンマフラーの取り付け方法 |特徴・注意点・作業手順を紹介
皆さんこんにちは。
今回は、DaytonaのSR400 FIモデル専用スリップオン キャブトンタイプマフラーについて紹介します。
クラシカルなデザインと心地よい排気音が魅力のマフラーですが、年式や型式によってはJMCA認証の適合状況が異なるため、購入前に注意が必要な製品でもあります。
この記事では、マフラーの特徴や適合に関する注意点に加え、実際の取り付け写真を交えながら作業手順を詳しく解説していきます。
Daytona製キャブトンマフラーの購入を検討している方や、取り付け方法が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
皆さんのSR400ライフの参考になれば幸いです。
※作業はあくまでも自己責任で行ってください。整備に自信のない方や作業に不安がある方は、無理をせず専門のショップへ依頼することをおすすめします。
DaytonaのSR400 FIモデル専用スリップオン キャブトンタイプマフラーについて
今回紹介するのは、Daytona(デイトナ)から販売されている「SR400 FIモデル専用 スリップオン キャブトンタイプマフラー(品番:92255)」です。
純正マフラーのクラシカルな雰囲気を残しつつ、キャブトンタイプならではの美しいデザインを採用したスリップオンマフラーとなっています。
本製品はSR400 FIモデル(型式:RH03J)に対応しており、JMCA認証を取得した車検対応マフラーです。近接騒音は87dB(A)/3,250rpm、加速騒音は81dB(A)となっており、メーカーでは純正マフラーに対して全域でのパワーアップと環境性能を両立した製品として紹介されています。
主なスペックは以下のとおりです。
- 商品名:スリップオン キャブトンタイプマフラー
- メーカー:DAYTONA(デイトナ)
- 品番:92255
- メーカー希望小売価格:50,600円(税込)
- カラー:クロームメッキ
- 重量:約3.1kg
- JMCA認定番号:1115002047
- 近接騒音:87dB(A)/3,250rpm
- 加速騒音:81dB(A)
- Made in Japan
付属品
キャブトンタイプマフラーには、取り付けに必要な以下の部品が付属しています。
- マフラー本体 ×1
- マフラーステー ×1
- マフラージョイントガスケット ×1
- 六角ボルト(M8×20・P1.25)×2
- フランジ付き六角ナット(M8・P1.25)×2
- JMCAプレート ×1(マフラー本体に装着済み)
- 排ガス試験成績書 ×1
なお、本製品はFIモデル専用品のため、キャブレターモデルのSR400/500には適合しません。
また、2019~2021年モデル(型式:RH16J)はJMCA認証の適合対象外となっており、メーカーでも適合不可とされています。 ファイナルエディション(RH16J)のオーナーは、この点に十分注意してください。
さらに、センタースタンドとマフラーが干渉する可能性があり、Daytonaからは別売りのセンタースタンドストッパー(品番:45861)が用意されています。
年式や型式によって適合条件が異なるため、購入前には必ず自身の車両型式とメーカーの最新適合情報を確認しておきましょう。
Daytona センタースタンドストッパーについて
SR400の純正マフラーを社外マフラーへ交換すると、純正マフラーに設けられていたセンタースタンドの受け部分がなくなり、センタースタンドがマフラーや車体へ干渉する場合があります。
そこで使用するのが、**Daytonaのセンタースタンドストッパー(品番:45861)**です。
センタースタンドの戻り位置をゴムダンパーで受け止めることで、マフラーや車体への干渉を防止します。ステーには強度の高い4.0mm厚のスチールが使用され、ブラックペイント仕上げとなっています。
主な仕様は以下のとおりです。
- 商品名:センタースタンドストッパー SR500/400用
- メーカー:DAYTONA(デイトナ)
- 品番:45861
- 適合:SR400/500(’78~’08)
- 適合:SR400 FI(’10~’17)
- ステー:4.0mm厚スチール
- 仕上げ:ブラックペイント
- ゴムダンパー付属
付属品
センタースタンドストッパーには、本体のほか取り付けに必要な締結部品が付属しています。
- ステー ×1
- ゴムダンパー ×1
- 六角ボルト(M5×25)×1
- 六角ナット(M5)×1
- 平ワッシャー(M5)×1
- スプリングワッシャー(M5)×1
- 六角ボルト(M8×20)×1
- 六角ナット(M8)×1
- スプリングワッシャー(M8)×1
Daytonaのキャブトンタイプマフラーでは、車両個体差によってセンタースタンドとマフラーが干渉する可能性があるため、必要に応じてセンタースタンドストッパーの使用が案内されています。
なお、センタースタンドストッパーについても、メーカー公表の適合車種はSR400 FI(’10~’17)までとなっています。使用を検討する際は、マフラーとあわせて自身の車両への適合情報を確認してください。
準備する工具・用品
工具・用品類
ケミカル類
関連部品
- DaytonaSR400FI用スリップオンキャブトンマフラー
Amazon 楽天 Yahoo - DaytonaSR400センタースタンドストッパー
Amazon 楽天 Yahoo - マフラーガスケット(3GW-14714-00)
Amazon 楽天 Yahoo - マフラーバンド(2J2-14788-01)
Amazon 楽天 Yahoo - チャンバー部のカラー(90387-08664)
Amazon 楽天 Yahoo - チャンバー部のボルト(97027-08035)
楽天 Yahoo - チャンバー部のワッシャー(90201-08649)
楽天 Yahoo - マフラーフランジボルト(90105-12075)
楽天 - ワッシャー(90201-126L0)
楽天 Yahoo
Daytonaキャブトンタイプマフラーの取り付け手順
注意: 本記事で使用しているDaytonaキャブトンマフラーは、筆者が約5年前に購入したものです。現在販売されている製品とは、仕様や付属品などが変更されている可能性があります。取り付けの際は最新の取扱説明書やメーカー情報を確認し、本記事の手順は参考としてご覧ください。
①センタースタンドで車体を安定させる
- 平坦で安定した場所に車体を設置し、センタースタンドを使用して車体を安定させる

②純正マフラーを取り外す
今回は作業手順を簡略化して紹介しています。
詳しい純正マフラーの取り外し方法については、別記事を参考にしてください。↓
- チャンバー部ブラケットボルト(12mm)を取り外す
カラーやワッシャーを紛失しないよう注意して取り外します。

- エキパイ接続部の固定バンド(12mm)を緩める
マフラーが抜ける程度まで緩めます。完全に取り外す必要はありません。
- サイレンサーブラケット固定ボルト(17mm)を取り外す
マフラーを手で支えながらボルトを外し、エキパイから慎重に引き抜きます。
※純正マフラーは重量があるため、落下に注意してください。

③純正マフラーから各必要部品を取り外す
- 固定バンドを取り外す
固定バンドボルト(12mm)を外れる程度まで緩めて、固定バンドを取り外しておく
- フランジボルト(14mm)×2本とナット(14mm)×2個を取り外し、純正マフラーステーを取り外す
※取り外した純正のステー・フランジボルト・ナットは、キャブトンマフラーの取り付け時に再使用します



④Daytonaキャブトンマフラーの準備
- キャブトンマフラーの差し込み部に付属のマフラージョイントガスケットを取り付ける

- 純正マフラーから取り外した固定バンドをっキャブトンマフラーにセット
※取り付けた際に締め付けやすい角度にセットしておくこと


- 先ほど取り外した純正のフランジボルト(14mm)とナット(14mm)を使用して、付属のマフラーステーと純正マフラーステーを組み付ける。
※取り付け向きに注意。フランジボルト → 純正マフラーステー → 付属マフラーステー → ナットの順に組み付けます。
※ナット側はクリアランスが狭いため、オープンスパナ(14mm)を使用すると作業しやすいです。



- キャブトンマフラーの長穴部分に付属のM8ボルト×2を差し込む



- マフラーに差し込んだM8ボルト×2本に、先ほど組み付けたマフラーステーをセットし、付属のナット(12mm)×2個で仮固定する。
※この時点では、ステーが前後に動く程度の仮締めにしておくこと。



- 排ガス漏れを防ぐため、キャブトンマフラーとエキゾーストパイプの連結部に液体ガスケットを塗布しておく


- ブラケットボルト(17mm)にネジロック剤を塗布しておく
※粘度は必ず中強度のものを使用すること
⑤Daytonaキャブトンマフラーの取付け
- キャブトンマフラーをエキゾーストパイプに差し込む


- マフラーステーとフレームの間にワッシャーを入れ、先ほどネジロック剤を塗布したブラケットボルト(17mm)を取り付けて仮固定する。
※ワッシャーの入れ忘れに注意。本締めは後の工程で行います。



- キャブトンマフラーがエキゾーストパイプに十分差し込まれていることを確認する。位置に問題がなければ、仮締めしていたマフラーステーのナット(14mm)×2個を規定トルクで締め付ける。
規定トルク:18~20Nm
- ブラケットボルトを規定トルクで本固定する
規定トルク:60Nm
- 固定バンド(12mm)を規定トルクで締め付け固定する
規定トルク:23Nm
⑥センタースタンドストッパーの準備

- ステーにゴムダンパーをM5の締結具を使用して取り付ける
六角ボルト→ゴムダンパー→ステー→平ワッシャー→スプリングワッシャー→六角ナット(8mm)の順になるようにセットして締め付ける
※規定トルクの記載はありません。ゴムダンパーは締め付けるほど沈み込むため、過度に締め付けず、ダンパーが動かない程度を目安に固定してください。


⑦センタースタンドストッパーを取り付ける
- フランジボルト(12mm)とナット(12mm)を取り外してマフラーチャンバー部が取りついていたステーを取り外す
※チャンバー部のステー関連の部品(ナットやボルト類)はひとまとに紛失しないよう保管しておくこと


- ステーを外したフレーム部に、センタースタンドストッパーを付属のM8の締結具を使用して取り付ける
六角ボル→フレーム→ステー→フレーム→スプリングワッシャー→六角ナットの順になるようにセットして締め付ける
※ゴムダンパーの向きに注意。ゴムダンパーがフレームの手前側になるように取り付けること
※規定トルクは表示されていないため、一般締め付けトルクで対応



※筆者車両での補足
筆者が取り付けた際は、付属のゴムダンパーをそのまま使用するとセンタースタンドの収納位置が低くなり、車体を傾けた際にセンタースタンドが路面と接触することがありました。
そのため、筆者車両ではゴムダンパー上部を薄く加工し、センタースタンドの収納位置を調整しています。
ただし、これは筆者車両での事例であり、メーカー指定の取り付け方法ではありません。車両の状態や製品仕様によって状況が異なる可能性があるため、基本的には加工せず取り付け、センタースタンドの位置や各部への干渉を十分に確認してください。


⑧最終確認

作業完了後、以下の項目を確認してください。
- ボルト・ナットの締め忘れがないか
- マフラーにガタつきや干渉がないか
- センタースタンドストッパーの取り付け向きに問題がないか
- センタースタンドや各部が正常に動作するか
- エンジン始動後に異音や異常な振動がないか
- 排気漏れが発生していないか
- センタースタンド収納時の位置が低すぎず、走行時に路面と接触するおそれがないか
問題がなければ、低速で試走を行い、異常がないことを確認しましょう。
新品のマフラーやガスケットは、熱が入ることでわずかに馴染む場合があります。試走後は、各部の締め付け状態を再確認しておくと安心です。
以上で、Daytona SR400 FIモデル専用 スリップオン キャブトンタイプマフラーの取り付け作業は完了です。
規定トルクまとめ
- マフラーブラケットボルト:60Nm
- 固定バンドボルト:23Nm
- 付属のキャブトンマフラーステーボルト:18~20Nm
まとめ

ということで今回は、DaytonaのSR400 FIモデル専用スリップオン キャブトンタイプマフラーの取り付け方法や注意点について紹介してきました。
Daytonaのキャブトンタイプマフラーは、純正のクラシカルな雰囲気を残しつつ、SR400の魅力をさらに引き立ててくれる人気のカスタムパーツです。スリップオンタイプのため取り付け作業も比較的簡単で、マフラー交換初心者の方にも挑戦しやすい製品となっています。
一方で、年式や型式によってJMCA認証の適合状況が異なるため、購入前には必ず自身の車両の適合情報を確認することが大切です。また、車両によってはセンタースタンドストッパーが必要になる場合もあるため、あわせて準備しておくと安心でしょう。
この記事が、Daytonaキャブトンタイプマフラーの購入を検討している方や、SR400のマフラーカスタムを考えている方の参考になれば幸いです。
それでは、良きSRライフを。
関連部品
- DaytonaSR400FI用スリップオンキャブトンマフラー
- DaytonaSR400センタースタンドストッパー
- マフラーガスケット(3GW-14714-00)
- マフラーバンド(2J2-14788-01)
- チャンバー部のカラー(90387-08664)
- チャンバー部のボルト(97027-08035)
- チャンバー部のワッシャー(90201-08649)
- マフラーフランジボルト(90105-12075)
- ワッシャー(90201-126L0)







